新宮市：熊野川宿舎２棟を取得、定住促進住宅に整備 過疎化に歯止め ／和歌山

　新宮市は雇用促進住宅熊野川宿舎２棟（同市熊野川町日足）を取得し、定住促進住宅として整備することを決めた。進む過疎化に歯止めをかけ、定住人口の増加につなげたい考えだ。
　宿舎は、独立行政法人「雇用?能力開発機構」が８３年に建設。鉄筋コンクリート５階建て勤労者向け住宅２棟（計８０戸）で、１戸の床面積は約５３平方メートルの３ＤＫ。現在、３５世帯が入居する。土地約５９００平方メートルと建物延べ５０００平方メートル合わせた取得価格は約４５３０万円。空室を中心に同機構が修繕し、１０月に市へ引き渡すという。
　市によると、移管後は現行家賃３万８６００円を、２万２０００?２万５０００円に引き下げるうえ、入居後２年間は５０００円減額。また、所得制限や市在住者に限定するなどの入居条件を緩和し入居しやすくする。
　熊野川町の人口は６０年代に６０００人超あったが、炭坑の閉鎖などで減少。新宮市との合併時（０５年１０月）は約２０００人、今年２月末現在１７４１人に。高齢化率は４３?３６％。【神門稔】

４月３日朝刊

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引用元:Final Fantasy XIV|14 総合情報サイト